注射部位肉腫(線維肉腫)の手術を終えて(1)

★テンの注射部位肉腫



テンは10才のアメショーの男の子です

注射部位肉腫
7月20日撮影




昨年(2017年)の4月に慢性腎不全と診断されましたが

目立った症状はなく

元気に過ごしていました


8月7日撮影



ところが

今年8月に

背中にしこりを発見し

これが注射部位肉腫(線維肉腫)と診断され

9月14日に腫瘍の摘出手術を受けました


9月14日撮影




手術は成功し

現在は経過観察中ですが

今のところは

再発の様子はなく

元気に過ごしています


11月10日撮影



「注射部位肉腫」というのは

「軟部組織肉腫」の中で注射等が原因で肉腫(悪性腫瘍)が発生するものをさし

ワクチンでは1万匹に1匹という確率で起こるらしいのです





8月18日撮影




これから書くのは

この珍しい癌珍しいと言われている癌の覚え書きのようなものですが

同じ診断を受けた飼い主さんの

少しでも参考になればと思います



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8月11日の夜

いつものように

甘えん坊テンの背中を撫でてあげている時の事でした


8月17日撮影

何これ?しこり?

背中・・・というか左腕の付け根辺りに

ほんの小さな小さな「しこり」が出来ていることに気がつきました


8月13日撮影

まさか!?が・・・ん?

「しこり」を発見したら

まず病院に行くのが一番!

とネットには書いてありましたが

病院はお盆休みに入るし

信頼している獣医さんの担当が金曜日だったので

8月17日の金曜まで様子を見ることにしました


8月17日撮影

この時点で

「背中のしこり」について調べて解ったことは

猫の背中は皮膚の腫瘍ができやすい部位で、猫の皮膚腫瘍の半分以上が悪性と言われています。




背中のしこりが腫瘍の場合
①基底細胞腫
基底細胞腫はほとんどが良性の腫瘍で、イボのような硬く、円形状、境界が明瞭なしこりが形成されます。基底細胞腫を放置しておくと、まれに悪性の基底細胞ガンに移行するケースもあり、注意が必要です。

②扁平上皮癌
口腔内、顔面部、耳、肛門の周囲に比較的多く発生します。数か月にわたって皮膚にカサブタや潰瘍、しこりが認められ、徐々に大きくなっていきます。腫瘍の近くのリンパ節や肺に転移することもあります。

③肥満細胞腫(皮膚型)
はじめは頭部や首のあたりに白~ピンク色で2~15mm程度の小さいしこりが一つまたは複数みられ、次第に背中など全身の皮膚に広がっていきます。しこりの形は盛り上がっていたり、へこんでいたりと様々で、痒みがある場合もあります。

④線維肉腫(注射部位肉腫、ワクチン関連性肉腫)
背中や四肢、お腹、顔などあらゆる部位にしこりが生じます。しこりの形状や大きさは様々で硬く、境界がはっきりとしていないことが多いとされています。
注射部位肉腫の場合には、ワクチン接種や注射をした後、数週間から数か月後に急速に注射した部位の皮下や筋組織などにしこりができます。




病理検査をしないと見分けるのは難しい
悪性のしこりと良性のしこりを完全に見分けるのは、触診や観察だけでは獣医さんでも難しく素人の私たちなど到底無理です。前述したとおり悪性の腫瘍ができやすい場所、良性の腫瘍ができやすい場所というものは存在します。
ですが、悪性の腫瘍ができにくい場所だからと言って常に良性の腫瘍ができるわけではありません。自己判断はせず、必ず獣医さんに相談しましょう。
(出展:https://nekochan.jp/cat/article/2285


8月18日撮影



8月17日

テンを連れて病院に行って来ました


8月17日撮影

町には動物病院はひとつしかありませんが

数人の先生が順番に担当しています

私の信頼する先生は

ルヴィの誤飲開腹手術をしてくれた先生で

隣り町から週1回診療に来ています


8月18日撮影



先生には

「よく見つけましたね」と言われました

しこりのサイズは発見時より少し大きくなっていましたが

この時約5ミリでした




以下は先生の所見です

●しこりが固いので癌の可能性がある

●場所が場所だけに注射部位肉腫の可能性もある

●今はしこりが小さくて正確な診断が出来ない

●もしかすると何らかの炎症である可能性もあるので、その可能性を排除するために抗生剤を打っておき、これでしこりが小さくなれば癌ではない

●しこりが段々大きくなるようならおそらくは癌

●癌の種類を特定しないと手術はできない

●特定するには、しこりの細胞を取り出して病理検査に出す必要がある

●この検査にはしこりサイズが1.5㎝くらいは必要

●検査の結果が注射部位肉腫の場合は、他の癌より大きく切除しなければ再発するとても厄介は癌である

●2週間様子を見てしこりが大きくなっていれば検査をする


8月18日撮影



テンの場合

しこりが小さくなることを祈りながら

2週間待たなければなりませんでしたが

しこりを発見したら

それがどんなに小さなしこりでも

やはり即病院に連れて行くのがいいと思います





注射部位肉腫(線維肉腫)の手術を終えて(2)につづく→

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※記事はあくまでも素人の手記であり

誤った解釈が含まれる場合もあります




参考サイト








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